国はふざけているんですか?

あのね、今確かにWinnyは問題視されているけど、貴方達は「セキュリティ」という言葉の元に、
税金のはけ口を探っているのですかと聞きたい。


「セキュリティ」というものには二種類ある。
まずソフトウェアによる情報流出に関するセキュリティ。
これは基本ソフト(OS)、あるいはソフトウェアの欠陥を突いた攻撃である。
そしてもう一つは人間の行動・欲による情報流出に関するセキュリティ。
これはパスワードが覚えるのが面倒とか、金が欲しいとか、そのようなものにおける対策である。


さて、Winnyによる情報流出はどちらなのかを考える。
一見ソフトウェアの欠陥を突いたものと考える事が出来る。
しかし現実的には人間の行動・欲による情報流出、つまり簡単に防ぐ事が可能であるはずなのです。


ところが政府は独自ソフト、つまりオペレーティングシステムを開発する事で、
この人的被害を防ごうというのである。
ここに一つの矛盾が生じている。まずWinnyWindowsと呼ばれる基本ソフトでのみ動作する。
つまりWindowsさえ使わなければ、情報流出は90%あり得ない。
すでにLinuxとか、いやもっと知られていないOSは腐る程あるよ。
日本産のtronを使ってやれよ。金掛からんぞと思うわけです。


さらに言えば、Winnyで被害を及ぼすウィルス、Antinyと名づけられているが、
こいつを作っているウィルス作者のレベルは今までの例えばHDDを破壊するなどの
ウィルス作者とは比べ物にならないほどレベルが低い。


ではなぜレベルが低いのであろうか。
まずWinnyは今のところ匿名性をある程度保持している。
少なくともプロバイダーとしても、その通信がWinnyにおけるものかどうかは、
実際にやり取りされている膨大な情報を一つ一つ傍受する事以外には把握できない。
当然Winny独自の情報のやり取りが行われているのであれば、難しくは無い。


でもこれを行う事は電話を傍受する事と同じ、つまり犯罪である。
しかも億という単位では収まらない規模のデータ量がやり取りされている現在、
一つ一つの通信を監視する事は不可能である。


ということは多少の脳みそを動かすだけで、分かるわけです。
そこでウィルス作者はバレないのなら、作っちゃえって精神になるわけです。
このレベルなら6ヶ月くらいのプログラミングスキルと、インターネット上の情報さえあれば、
作れるはずです。私でもある程度なら作れるわけです。


このような人的被害を基本ソフトの開発で防ごうというのは間違いです。


Winnyを使う人間は「タダで欲しい」という人間の良からぬ欲が原動力です。
つまり基本ソフトの開発をしたところで、Windowsを使用できないようにする方法がありません。


つまり常に家の中を監視出来なければ、安いWindows搭載ノートパソコンを密かに買い、
密かにWinnyを動かす可能性は高いのです。
さらに言えば、今まで使用してきたWindowsを使い方の慣れない新しい基本ソフトと入れ替えることに
関するコストは計り知れませんし、現実的ではありません。


少なくともWinnyによるセキュリティホールは、そのソフトやソフト周りをどうにかすれば
埋める事が出来るわけではなく、
人間のセキュリティホールを埋めることが出来なければ、金を掛けても無理です。


なら社員一人一人にWinny手当てを出せばいいのではと、私は考えましたが、
Winnyネットワーク内の財産は残念な事に無限大(億とか兆では計りきれない)に
ある事は事実です。
つまり100万円あげるからWinnyを止めろと忠告しても、密かにやるわけです。


人間なんてそんなものです。Winny手当ても、「馬鹿な会社だな。」で終わりです。


つまり現実的にWinnyにおけるセキュリティホールを埋めることはそう簡単ではありません。
いや、99%無理と考えても非現実的ではないのです。


そして基本ソフトを変えたところで、情報の持ち出しを100%カット出来る技術が無ければ、
間違いなくWinnyによる情報流出は無くならない訳です。
それが現実的に可能かどうかと言う点で疑問ですし、私は無理だと思います。
今まで個人情報を持ち出して、仕事をしていた人が出来なくなるコストは、
どれだけ日本の企業に不利益を及ぼしますか?
景気回復していたのに、冗談抜きに落ち込みますよ。


それと情報流出に罰則が無いのはおかしいと思います。
「業務上過失流出」という罰則を作るべきです。
まずこれを作らないと情報流出に関する関心が増える事はありません。
少なくともWinnyによる情報流出は今のウィルスレベルからして関心と知識があれば100%抑える事が出来ます。


Winnyによる情報流出は業務上過失致傷と全くやっていることは変わらないと思います。
どっちにしろ自分の注意深さが、この犯罪(私は犯罪だと思いますから)をなくすことは、
出来ません。


Winnyを使う事自体が犯罪ですが、使用を防ぐ方法が無い以上、
流出に罰則を設けることが一番手っ取り早く、また効果があると思います。


しかしWinnyによる情報流出を防ぐ方法は実はあります。
ただこいつを作ったとしても能動的にインストールしてくれないと、意味が無いのです。
Winnyをインストールする手間は大丈夫でも、このソフトをインストールする手間を
割いてくれるかが問題なので、私はあまりこのソフトの作成に興味がないですね。
私はWinnyによる情報流出の損失は自己責任だと思いますし、勉強不足なだけなので、
そいつが罰則を受ければいいと思いますが、
現実的に私の住んでいる国、要は日本の機密情報が漏れることは頂けません。


本来そんな馬鹿を擁護すら出来るわけは無いのですが、
国の財産を失うのはご免ですし、日本に危機が迫るのは困ります。
私は日本が好きですから、だからこそこんな馬鹿な流出に税金を無駄に投入する政治家は許せません。


まぁ方法があると書いただけで逃げるのは頂けませんから、
私自身も忙しいという事もありますが、ぼちぼち開発をしていこうと思います。
ってか俺はWinny使わないから、別にどうでもいいといえばどうでもいいんだけど。
今はOSの開発が楽しいし、ストレス解消にもなる。
えぇこのOSはセキュリティなんてありませんから。ってかネットに接続できないので、
まぁ情報流出は無いですけどwいつテキストエディタが作れるかも不明ですw


結論としては、「さっさとインターネットは免許制にしないとな。」です。
出来れば年齢制限も欲しい。
でもそうなると俺もネットが出来なくなるかもしれんから頂けんかなぁ。
俺の場合、そのためならめっちゃ勉強するけどな。

番外編だがWinnyで流出の原因の元になったファイル名と流出させた人間の本名を晒すのはいいよ。
俺的にはこれが最強だと思う。
理由はまぁそのファイル名の酷さがもう生きていけなくなるようなものが多いからw