Winny、Shareに対するウィルスを作ることと流出を防ぐこと

Winny、Shareを対象としたウィルスに関しては
アンチウィルスベンダは首を悩ませているのではないかと思います。

ウィルスとするかどうかに関しては特に重要でしょう。
亜種は数十万となってもおかしくは無いわけで、P2Pウィルスの対応だけで限界がきます。

作ることはそう難しくありません。だからこそ、亜種がたくさん作られるのです。
つまりこのウィルスは技術探索ではなく、流出する馬鹿を鑑賞するというアイディアウィルスなわけです。

よってそんなにたいそうな事をしているわけではないので、防ぐことは不可能ではないはずです。
Winny作者の金子さんも言っている訳ですし、私が考えていた方法と全く同じ方法なわけで。

技術者のいる企業なら、なぜ上司は部下にこの防ぐ方法を遂行するようなソフトを作らせないのか疑問で仕方が無い。
NTTとか普通に技術者余ってんだろうがなぁ。死活問題なんだから、ちゃんと対策ソフトと作って配布すればいいのに。

ただし今後亜種のレベルが上がることは自明であり、そこら辺の対策も考えないとだめですけどね。


Winny・Shareを使わせない対策は絶対に無意味です。
そのために会社専用のPCを作ることは、ほぼ無意味な対策でしょう。
そしてデータの持ち出しを禁止すること自体も無理な事でしょう。
ならどうすればいいのでしょうか。P2Pを対象としたウィルスはP2Pが無ければ怖くない。
あるいはHTTPさえどうにかしてやればいいわけでして、そこら辺の対策さえやっておけばいい。
HTTPは面倒なんだけど、P2P自体への対策は簡単で、だから対策ソフトウェアを2日間程度で作れるわけで。

P2Pソフトを使っても良い」と大々的に言うことは当然有り得ませんが、使うなら最低限漏らさない対策をしておけということです。


ただし問題もあります。一般的に呼ばれるいわゆるROM専に効果は絶大ですが、ヘビーユーザで、アップロードもしていると言う人に対する
対策は厳しくなるわけです。今までの漏洩した人がどっちだったかに関して非常に興味がありますし、調査する必要性があります。